NUALE インタビュー記事

コロナ禍をきっかけに誕生したフレグランスブランド『NUALE』
あたたかくやさしい香りに宿る想いとは

『NUALE』

空間と人を癒し、日々の生活にそっと彩りを添えるフレグランスブランド『NUALE(ヌアレ)』。
世界中を混乱させたコロナ禍で私たちの生活は一変し、外出を控えて家で過ごす時間が増えました。 そんな不安の多い日常のなか、代表取締役の宮坂はづき様は「代わり映えのない毎日に、何か彩りを加えられたら」と考え、NUALEを立ち上げました。
つねに「人のため」を第一に考え「この人に合う商品は何だろう」と想いを巡らせる宮坂様だからこそ生まれた、あたたかくやさしい香り。
人をリラックスさせ心地良い空間を作り出すNUALEの香りには、どのような制作ストーリーがあるのでしょうか。 
今回は、こだわり抜いて作られたその香りについてお話を伺いました。 

―当店でもお取り扱いさせていただいているNUALEのルームフレグランスは、優しくふわっと香り、いつも心地よいなと感じています。まず、ブランドを作られたきっかけをお伺いしたいです。

【宮坂さん(以下敬称略)】NUALEを立ち上げたのは、家にいる時間が長かったコロナ禍の時期が影響しています。
私は仕事の関係で長時間パソコンの前に座り続ける日々を過ごしており、外出する機会も少なく、毎日変わらない景色の中で生活していました。
「一日中ずっと画面を見ているな」と感じるたびに、どこか気持ちが沈んでいくのを実感していました。
そんなある日、ふとしたきっかけでフレグランスアイテムを使い始めました。
その瞬間、不思議と気分がすっと軽くなり、同じ場所にいるはずなのにまるで違う場所に来たかのような感覚に包まれました。
この体験をきっかけに、「香りで空間や気分を変えることができる」という可能性に魅力を感じ、フレグランスブランドを立ち上げることを決意。そして、自分自身の想いを形にした自社ブランドを作りました。

 

―素敵な想いから立ち上げられたNUALE、優しい香りであるその内側も覗けた気持ちになりました。コロナ禍になるまでは、フレグランスなどは使用していなかったのでしょうか?

【宮坂】そもそも以前は香りがそこまで得意ではなかったので、日常で使っていた経験がありませんでした。香水もつけると頭が痛くなってしまう、どちらかというとそのようなタイプです。そういうこともあり、香りはなじみがなかったですね。
しかしコロナ禍をきっかけにさまざまなブランド様の商品を試すなか、「こんなにやわらかい香りもあるんだ」と知り、そこから多くの香りに興味を持つようになりました。

 

―とても柔らかくて優しい香りは誰もが癒される香りに私たちも店頭ではいつも心地良さを感じています。ブランド名の由来はなんでしょうか?

【宮坂】「NUALE」というブランド名は、2つの言葉から生まれました。
NU」は、NUANCE(ニュアンス)に由来しています。
香りは、組み合わせやバランスによって印象が大きく変わり、さらに人それぞれによって感じ方も異なります。その繊細でうつろう「ニュアンス」こそが、香りの魅力だと感じました。もともと、そうしたニュアンス感を大切にしたブランドをつくりたいという想いがあり、その原点となる言葉として「NUANCE」を選び、「NU」というかたちでブランド名に取り入れました。
ALE」は、ケルト語で「あたたかい」を意味する言葉から着想を得ています。
香りを通して、やわらかくあたたかな気持ちを届けたい、そんな願いを込めています。
この2つを組み合わせて、「NUALE」という名前が生まれました。
ブランド名を考える中で、「あたたかさ」や「やわらかさ」といったイメージを大切にしたいという想いがあったので、さまざまな言語や言葉を調べていきました。
その中で、実際に発音したときの響きや、どこか耳に馴染む感覚も大切にしながら検討を重ね、最終的に最もしっくりきた「NUALE」という名前にたどり着きました。

 

―とても温かみを感じるブランド名だと思っておりましたので「ニュアンス」と「あたたかさ」という想いが込められたブランド名であることを伺って、まさにぴったりな素敵なお名前だなと感じています。商品を制作されている中で、とくにこだわっている部分は何でしょうか?

【宮坂】香りの強いものは、空間の中でやわらかさを感じにくいと思いました。そのためNUALEでは「強すぎず、空間になじみ、ほのかに香る」ことを最も大切にしています。
その想いから、空間になじむやさしい香りを軸に、香りづくりを行っています。
数えきれないほどある香りの中からブレンドを重ね、細やかな調整を積み重ねながら、一つひとつ丁寧に仕上げています。

 

―何度も試行錯誤を重ねて作られている知り、香りの奥深さを感じました。制作過程で苦労される部分もありますよね。

【宮坂】そうですね。サンプルを試す中で、「ここをなくしたい」「香りを強めたい」「最初の印象を明るくしたい」といった改善点が次々に出てきます。
その過程ではさまざまな香りを試し、香料会社の方に成分や香りの特性を教えていただきながら調整してきました。季節や気温によって香りの印象が変わることもあるため、地道にコツコツと香りを作り上げています。

 

―香りを作ることはとても繊細な作業ですね。1つの商品を作り上げるまでにどのくらいのお時間がかかるのでしょうか?

【宮坂】サンプルを試し、改善を重ねるだけでも1か月ほどかかります。修正が増えると、さらに2か月、3か月と完成までの時間は延びていきます。中には、完成までに半年かかったものもあります。

 

―1ヶ月も試行錯誤されて生まれている香りなのですね。これだけ大切に時間をかけて作られている香りからは心地良さや魅力はもちろん、どこか温かさにも惹き込まれます。香りが完成したあとに次にこだわっている部分は何でしょうか?

【宮坂】「こういう香りにしたい」「後半はこういう香りにしたい」といったイメージをもとに、まずサンプルを作ります。しかし、サンプルが完成しても、ディフューザーとして使うと香りの印象が変わることもあります。
弊社の商品では、香りの表記に一般的な三角層のチャートを用いています。
このチャートでは、頂点に記載されている香りが最初に感じられる香りで、三角層に沿って香りが変化していきます。
最初は良い印象でも後半では香り方が違うと感じたり、逆にディフューザーにすると後半が好印象になることもあります。
長期的に使用することで香りの印象が変わることもあるため、経過を観察しながら香りを何度も時間をかけて確認することを大切にしています。

 

―とても丁寧に時間を重ねて作られていることが伝わりました。冒頭で、宮坂さんご自身も強い香りが苦手とおしゃっておりましたよね。そんな宮坂さんが作っているからこそ、同じ境遇の方にもNUALEの商品が選ばれているのだと感じました。

【宮坂】ありがとうございます。そうですね、強い香りが苦手なお客様は一番人気のルームディフューザー「Relume」をとくに選んでいただいているようです。やわらかいムスクやパウダリー調の香りに加え、少し柑橘も入っているので爽やかさも感じられすごく落ち着きます。実は私も一番好きな香り。いつもこの香りがそばにいても、邪魔しないんです。こんな香りは出会ったことがありません!
香りが好きなお客様は、NUALEの他商品も試していただいております。たとえば「Duaok」のウッティでフィグのような香りは、香り好きの方に選ばれている印象です。

 

NUALEの商品はラインナップが豊富で、商品を選ぶ瞬間がとても楽しいです。ルームディフューザーのデザインも素敵で、インテリアになじみますよね。デザインをされたうえで、こだわったところはどこでしょうか?

【宮坂】ディフューザーの瓶は、透明すぎず落ち着いた印象を与えるために、すりガラスのマット加工にしたいと考えていました。瓶の面積が大きいディフューザーだからこそ、瓶の質感やデザインにこだわることが大切だと思ったのです。
また、ブラウンやベージュのやわらかくあたたかみのある色味を選ぶことで、NUALEの世界観を表現したいと考えました。なかなか希望通りの瓶を作ってもらえる場所に巡り合わず、いろいろ問い合わせをしていたところ、とあるイタリアの会社と出会い、現在の瓶を作ってもらえることになりました。
たくさんの色を見比べたり試作品を試したりしながら、最後までこだわりを持って調整を重ねました。

 

 

 

 

 

 

 

―なかなかあまり見られない、絶妙な透け感とマット感のルームディフューザー瓶ですよね! 細部までこだわられたからこそ、置くだけで空間に特別な雰囲気が生まれ、毎日の時間がさらに豊かに感じられるのだと思います。香りは宮坂様にとってどのような存在でしょうか?

【宮坂】なくてもいいけど、あったほうがより幸せになれるものですね。必需品というカテゴリーではないと思うのですが、そこに香りがあると見える景色が違ってくると感じます。いつもの生活にあえて持っておきたい、ちょっとした特別を運んでくれる存在です。

 

―とても素敵ですね。そんなこだわりを持って作られたNUALEの香りを通して、何をお客様へお届けしたいでしょうか?

【宮坂】私は香りによって気分が前向きになったり、日常が少し特別に感じられたりすることがあります。NUALEの世界観や香りを通して、日々の暮らしにそっとプラスアルファを届けられたらうれしいです。
意識せずとも、NUALEの商品をそばに置くことで「最近気分が明るいな」と感じてもらえたり、日常のちょっとした余白や楽しさに気づいてもらえたらと思っています。

 

―香りや世界観を通して気持ちを前向きにしてくれる、そんな宮坂さんの考え方が素敵だと感じました。ブランドは宮坂様にとってどんな存在でしょうか?

【宮坂】お互いを支えあっている存在だと感じます。もともとデザインの仕事をしていましたが、人に合わせて提案する仕事がしたいと思い、ウェブデザイナーとして独立しました。好みは人それぞれですので、この方にはこれ、別の方にはあれ、とそれぞれに合ったご提案をすることにやりがいを感じていました。
フレグランスも同じで、状況や気分に合わせて「こちらの香りはいかがですか」「こちらの方が実用的かもしれません」とご提案しています。こうして人それぞれに合った香りを届けることが、私のやりたかったことにつながっています。そんなきっかけをくれたNUALEには感謝をしています。

 

―どう感じるかを大切にされているブランドの魅力は自然とお客様にも伝わり、香りの優しさも含めて支持を得ている人気理由がわかりました。そんなNUALEの商品はラインナップが豊富ですが、シーン別でおすすめの香りはありますか?

【宮坂】ルームディフューザーからお話できればと思いますが、「Relume(リルーム)」は癒されたいときや疲れたときにおすすめです。冬は「Amoris(アモリス)」の甘いウッティな香りがおすすめ。寒くなると少し重めの香りにあたたかみ感じるようです。夏は「Solis(ソリス)」のオレンジで爽やか香りが晴天の日にマッチします。「Nuien(ヌイエン)」はヒノキベースの香りですがスパイシー感もあるので、じめじめした夏の気候に爽やかな気持ちを与えてくれるので愛用しています。
また1日疲れたあとに側にいてほしい香りは、2番目に人気の「Duaok(ドゥオーク」がおすすめ。スモーキーで大人な香りなので、自分時間を満喫するのにマッチしています。「Figno(フィグノ)」も落ち着きがありリラックスできるので、そのまま寝落ちしてしまうかもしれません。
ルームスプレーの商品はシュッとワンプッシュするだけなので、使いやすいとご好評をいただいています。とくに「Solis(ソリス)」の香りは朝におすすめ。気持ちがリフレッシュする、というお声をいただいています。

 

―ありがとうございます。NUALEのアイテムは、日常をより豊かにしてくれるものだなと改めて実感しました。香りで自分らしさを表現できる点も楽しいですよね。

【宮坂】そうですね。まさに私は香りが苦手だなって以前は思っていましたが、蓋をあけてみたら、香りにもさまざまな顔があって、これは好きだけどこれは苦手だな、と香りに対して自分自身が感じていることが分かるようになりました。
新しい自分を知るきっかけになったのも、香りが与えてくれたものですね。今では自分自身の気分や季節によって香りを使い分けることができるようになり、生活の質が上がったと感じます。香りの楽しみ方は人それぞれで無限にある。そこが香りの面白さで奥深さだと感じました。

 

―ありがとうございます。まだNUALEの商品をまだ試したことのないお客様へ、おすすめのラインナップはございますか?

【宮坂】ブランドのアイコン商品といえばディフューザーですので、ぜひ優しくあたたかい香りをお試しいただきたいです。とくにはじめての方におすすめの香りは「Relume」です。
ルームフレグランスミスト ディスカバリーセット(3本セット)
もおすすめですね。たとえばご自身のお気に入りの香りを探してみたい方や、初めてNUALEの商品を使ってみたいという方に手に取っていただきたいです。気になる香りを選んでいただける点と持ち運び便利なサイズがお客様よりご好評いただいております。

 

―ミニサイズはなかなかないですからご自身にはもちろん、プレゼントとしても喜ばれそうですね。ディフューザーとルームフレグランスミストはどのように使い分ければいいでしょうか?

【宮坂】ディフューザーは場所によって異なりますが、3~4カ月または半年使用できることもあるので、お好きな香りや季節的に変えて使いわけることができます。
空間にシュッとするタイプのルームフレグランスミストは、その瞬間香りを楽しめるので普段とは違う香りも試しやすいですよね。たとえば、3種類選べるので朝と夜用および玄関用など目的に合わせてお選びいただけることも人気の1つ。

 

―目的別で使用分けできることはとても魅力的です。新しい商品が出たと伺いました。どのような香りでしょうか?

【宮坂】軽やかなマリンテイストにウッティのまろやかさが重なる香り、「Orue(オル―)」が新作です。とても爽やかな香りなので、これからの暑い日にもぴったりです。
また、7月以降の夏頃にハンドクリームが発売予定。まずは人気の香り「Relume」から販売する予定です。ディフューザーと香りは同じですが、違った雰囲気を感じられ、心地よい香りに包まれると思います。さらに今度、髪の毛や肌にも使用できるマルチオイルも販売していきたいなと考えています。

 

―とても心地よい香りから更にラインナップが増えていくのですね! とても楽しみです。さまざまな角度からお客様の需要にお答えされていくブランドにますますなっていくのだろうな、と感じました。5年後10年後にはブランドをどのようにしていきたいでしょうか?

【宮坂】まずは手にとっていただける方が今以上に増えているといいな、と思っています。商品数の展開もさまざまな分野からのばしていき、気づいたらNUALEの商品が家にあるね、と思ってもらえるようなブランドになれたらいいです。
また世界観も重視しているので、NUALEの世界観を表現できるような場所や店舗などを通し、お客様にお届けしていきたいですね。そこに入ったらNUALEの世界観だなって思ってもらえるような、そんな空間を提供できる場所が作れたらうれしいです。

 

―とても素敵な想いを伺わせていただき、より魅力に惹き込まれるNUALEさん、宮坂様のお人柄ならではの優しい香り、これからもとても楽しみにしています。
最後にお客様へ一言お願いいたします。

【宮坂】今の世の中さまざまなブランド様がいらっしゃるなかで、NUALEを手に取ってくださる方がいるということがとても感謝をしております。私たち自身もあたたかい気持ちになっており、ありがとうございますということを伝えたい。
以前大阪でPOP-UPを開催した際に、ご遠方からいらしたお客様がいらっしゃっいました。NUALEのためにお時間をかけて来てくださったと思うと、とてもうれしい気持ちになりました。そして、「来てよかった」「手にとって良かった」とそう思っていただけるよう、お目当て以外の商品も素敵だねと手に取っていただけるよう、これからもさまざまなところで展開していきたいと思っています。そういった、感謝の気持ちを忘れずにこれからも進んでいきたいです。

 

―素敵なお言葉をたくさんいただきありがとうございます。お客様のことをとても想っていらっしゃるのだと改めてこのインタビューを持って知ることができました。そして、宮坂様ご自身もブランドや香りを通して気持ちを整えていらっしゃるのかなと感じ、だからこそあたたかく優しい香りを皆様にお届けできるのだと思いました。今後の新作やPOP-UP開催につきましては、NUALEインスタグラムをご覧くださいませ。

 

当店スタッフお気に入り、おすすめ商品を聞いてみました。 

【小林】新作の「Orue(オル―)」の爽やかな香りが好きです。みずみずしいアクアティックグリーンとヒノキ、ウッディの香りが広がる、夏にぴったりのフレグランスです。

【松澤】私は「Amoris」の香りがお気に入りです。甘いバニラの中にサンダルウッドの深みがあり、とてもリラックスできる香りです。フレグランスの中でも甘めの香りですが、甘すぎず上品な香りがワンランク上の空間を演出してくれます。ブラウンのボトルもインテリアになじみやすくおすすめ。

【小松】ディフューザーの中で、ヒノキの和な香りとジンジャーのスパイシーさを感じるNuien(ヌイエン)が好きです。大人なおしゃれな香りと感じていて、読書の時間や映画鑑賞の際などにぴったりだなと感じています。贅沢な自分時時間を楽しまれたい方に、ぜひおすすめした香りです。

 

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